ドン引き⁉ 『うさぎドロップ』 最終回に向けて解説、賛否の理由について

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うさぎドロップ
作成:漫画しかない本棚

久しぶりにうさぎドロップを読み返してみたので、今更ですが最終回の賛否について記事を作成しました。

『うさぎドロップ』は、心温まるストーリーとリアルな育児描写で多くのファンを魅了した作品ですが、その最終回が大きな議論を呼んでいることをご存じですか?

りんの成長と共に進む物語は、最終回で意外な展開を迎え、多くの読者が驚きや戸惑いを覚えたと言われています。

血縁を超えた家族の絆を描いてきた物語が、最後に提示した「新たな関係性」とは一体何なのか。

その展開に対する評価や読者の反応を詳しく掘り下げていきます。

目次

ドン引き⁉ 『うさぎドロップ』 最終回の前に事前情報をご紹介

この項目のポイント!

・賛否のある最終回の前にあらすじがを理解する

・登場人物がわかる

・賛否の前に本作の名シーンを理解できる

『うさぎドロップ』の心温まるストーリーのあらすじ

『うさぎドロップ』の心温まるストーリーのあらすじ

『うさぎドロップ』は、宇仁田ゆみによる漫画作品で、2005年から2011年まで『FEEL YOUNG』(祥伝社)で連載されました。

単行本は全10巻で完結しており、9巻までは本編で、10巻は番外編になっており、単話形式で数話エピソードが掲載されています。

物語は、30歳の独身男性・河地大吉が、祖父である宗一の葬儀で6歳の少女・鹿賀りんと出会うことから始まります。

葬儀終盤、りんは祖父の隠し子(のちにそうではない事が判明)であることから、親族たちは彼女の引き取りを避けようとします。

葬儀中にりんは故人である祖父宗一に瓜二つな大吉について回るようになっており、大吉は半ば衝動的にりんを自分が育てると親族の前で宣言し、二人の共同生活がスタートします。

りんの幼少期と高校生からの成長、それに伴う大吉の変化、そして二人の絆を中心に展開されます。家族の形や人間関係の複雑さを描いた感動的なストーリーです。

本編の構成としては、前半が幼少期のりんと子育てに回りに助けられながら奮闘する描写、後半が高校生1年生になったりんの思春期と衝撃的な最終回につながる大吉との関係が描かれます。

そして、後半には読者の賛否が分かれる衝撃的な展開があります。

家族愛と成長を描く魅力が見どころ

家族愛と成長を描く魅力が見どころ

本作の最大の魅力は、血縁にとらわれない家族の形を描いている点です。

前半の4巻までは独身貴族を謳歌している大吉が祖父の葬儀で6歳のりんと出会い、自身の家に引き取ることを宣言し、初めての子育てに戸惑いながら大吉とりんの成長を描いています。

また、大吉とりんに関わる家族については、両親がいる家族、シングルマザー、シングルファザーなどの片親家庭などの様子をリアルに描いており、様々な家族の在り方を中心に描いています。

5巻以降は中学生になったりんや周囲の仲間たちの恋愛模様が中心の物語となり、終盤にかけてはりんの大吉に対する複雑な思いとそれを知った大吉の関係性が描かれています。

前半のりんが幼少期の描写については、上述に触れる通り、大吉とりんをはじめ、様々な家族の在り方を描いており、物語の軸は多様な家族愛に置かれています。

一方で、後半は高校生となったりんと幼馴染のコウキとの関係性や、周囲の恋愛模様、りんと大吉の関係性の発展が中心となっており、物語の軸は恋愛関係となっています。

ですが、本編に一貫して前述についての描写がネガティブに描かれるわけではなく、その過程で分かったことや学びが良い方向に向かうような展開が見どころであると言えます。

大吉とりんは、最初は他人同士で、特に大吉は独身であることから当然子育ての経験はなく、最初は戸惑いを隠せませんが、共同生活の中で多くの気づきや学びにより、本当の家族のような絆を築いていきます。

大吉とりんが生活する中での保護者視点、庇護される視点での会話や気づきがリアルに描写されており、読者を引き込む大きなポイントとなっています。

本作品は、家族とは何か、人と人とのつながりとは何かを考えさせられる作品であり、毎話読み終える毎に様々な気づきを得られる良作と言えます。

大吉とりんを中心とした個性豊かなキャラクター

大吉とりんを中心とした個性豊かなキャラクター

河地大吉(かわち だいきち)
30歳の独身会社員。祖父の葬儀でりんと出会い、彼女を引き取ることを決意。責任感が強く、育児を通じて成長していく。
衣料メーカーに勤務しており、中国に開拓により大きく業績貢献するなど優秀な営業マンであり、上司や部下からの信頼も厚い。
りんとの生活から、序盤で出荷部へ異動する。
ぶっきらぼうで口調は荒いが、心根は優しく、りんや周囲の人物からも信頼されている。
後述の二谷ゆかりとは良い関係で一時は同棲する提案もしていたが、りんとコウキの関係から断念する。

鹿賀りん(かが りん)
前半は6歳の少女で後半は16歳の高校生。
祖父の隠し子という複雑な背景を持つが、大吉に引き取られ新しい生活を始める。
しっかり者で、大人びた性格ながらも子どもらしい可愛らしさもある。
コウキとは友達以上の関係ではあるも、過去の出来事が原因で恋愛関係には発展せず、最終的には決別する。
物語後半から、大吉に対する異性としての思いに気づき戸惑いと葛藤を抱くが、紆余曲折を経て最終的には大吉と結婚する。

二谷ゆかり(にたに ゆかり)
大吉の同僚であり友人。
大吉より2歳年上。
大吉に育児のアドバイスをしたり、りんのためにサポートをする頼れる存在。
明るく面倒見が良い性格。
同い年の子を持つ親同士大吉とは良い関係で、一時は同棲の話もあったが、りんとコウキの関係が悪化し断念する。
つらい時に甘えてくる大吉を可愛いと思うなど関係が進展する可能性は高かったと思われる。
物語終盤で再婚する。

二谷コウキ(にたに コウキ)
ゆかりの息子で、りんの友達。
活発でやんちゃな性格だが、りんに対して優しさを見せることも。
中学時代はグレていたり迷惑をかける事も多かったが、根は優しく母親想い。
りんの事が好きで、一途に思い続けていたが、紅璃との関係から、りんを傷つけてしまい、恋愛関係には発展しなかった。
その後もりんとは友達として良好な関係を保っており、最後までりんの支えとなった。
コウキ曰く、りんと母親であるゆかりは『世界2大いい女』

前田春子(まえだ はるこ)
大吉の従姉妹でりんと同じ学年の娘(麗奈)がいる。大吉のことを「ダイちゃん」と呼んでいる。就職してすぐ結婚したが、夫とその家族との関係に悩んでいる。離婚する気は無いとしていたが、麗奈が高校生になったころには離婚している。

前田麗奈(まえだ れいな)
春子の娘で、りんのいとこにあたる。りんと同年代で、共に遊ぶことが多い。

最初の出会いは、大吉の祖父である宗一の通夜だったが、特に仲良くなるような描写は無かった。
後日に電話で遊ぶ約束をしたり、大吉が年末に河地家へ帰郷した際に遊んだりするなど交流を深める。

小学校は別だったが、高校生になってからはりん、コウキと同じ高校に通うようになり、よく3人で遊んでいる。
特にりんとは幼少期からの交流もあり親友と呼べる間柄となる。

吉井正子(よしい まさこ)
「西園寺まろん」というペンネームの漫画家

過去に宋一の家政婦をしていたが、そのころにりんを身篭っており、顔のそばかすは妊娠中に出来た。
ただ、りんには自分が母親ということを隠し通し、その後仕事を優先したため、りんを捨て姿を消した。

りんとは顔立ちなど似るところがあるが、16歳になり長身になったりんと比べるとかなり低身長。
また、りんは髪を白く表現されるのに対し正子は黒髪で、雰囲気はかなり異なる。

親戚や人付き合いを極端に嫌い、かなり気難しい性格。年齢は大吉と近しい。
甘いものが好きで、落ち込んだ時などには大食いする習慣がある。
地図を描くのが下手でバカボンのうたを歌わないと方角が分からない。

大吉とはお互いに全く気が合わず、そういったことで大吉とりんが口喧嘩することもあった。
りんが生まれてから、りんにいつか渡すために毎月貯金をしている。

河地幸子(かわち ゆきこ)
大吉の母。りんの姉にあたるが、自分のことはおばちゃんと呼ばせている。編み物が得意。

話が長くなると、話の内容が段々と逸れていく場合が多い。生まれた時にギンモクセイが実家に植えられている。
当初は不貞の子である、りんを疎んでいたが、大吉がりんを連れて帰郷した際に、大吉の説諭を理解し、りんを積極的に受け入れようと動いた。

結果的にりんと河地家のわだかまりは無くなり、りんを孫のように可愛がることになる。

河地和美(かわち かずみ)
実家を離れ働いている。
小さいころは身体が弱く甘やかされたため、わがままに育った。

生まれた時にギンモクセイが実家の庭に植えられている。
実家に帰った時は普段着として高校時代のジャージで過ごしており、結婚して娘が生まれても体操服とジャージのズボンで過ごしている。

自分の自由な時間が減るのを極端に嫌い、早くに結婚や子供を授かるのを嫌っている。

物語後半では結婚してマミという子供を授かっている。
慣れない子育てから腰痛を患い、疲労している描写が多い。

河地健二かわち けんじ
大吉の父。時代的なものもあるが、自身が会社勤めで、子育てを妻の幸子ばかりに負担をかけさせたことを後悔している。
第2部では、りんの優秀な成績に驚き、好きな道を進めるよう幸子とともに背中を押している。

鹿賀宗一(かが そういち)
大正生まれ。大吉の祖父であり、りんの戸籍上の父。故人。妻には先立たれている。

4人の実子がおり、長男・憲一、次男、3人目に大吉の母・幸子、5人目にりんが養子となっている。
正子がりんを妊娠したとき戸惑う彼女を説得して出産に踏み切らせた。

りんには父親ではなく「おじいちゃん」と呼ばせていた。


名シーン: 感動を呼ぶ名場面をピックアップ

名シーン: 感動を呼ぶ名場面をピックアップ

『うさぎドロップ』には多くの名シーンがありますが、今回は私の独断により厳選して5つピックアップしています。

1.大吉がりんを引き取ると宣言するシーン

大吉とりんは大吉の祖父宋一の葬儀で出会います。

突然多くに大人たちが押し寄せひしめく中、不安から、りんは祖父とそっくりな大吉について回ります。

そしてその後、りんを誰が引き取るか言い争いををする親族を見て大吉は「この会話は誰がりんを引き取るかの会話じゃねーのかよ」とりんに対する憐れみと、自身の親族への憤りを感じます。
そんな身勝手な親族をみて大吉はりんにうちに来るかと伝え、りんは言葉で表現することなく、大吉に寄り添います。
そして、二人の生活がスタートするのでした。

これは、第一話の場面で物語の序盤最重要場面となります。

2.大吉がりんのために生活を一変させるシーン

大吉との生活が始まり、りんは大吉が仕事の間は保育所へ預けれらます。

毎日りんの送り迎えに疲弊する大吉は、ある日残業のない部署への異動を上司に嘆願します。
優秀な営業マンである大吉の異動願いを上司は惜しみますが、要求を聞き入れてもらい、大吉は出荷部へ異動となります。

直前に営業として大きな売上をあげ部署のノルマを大きく上回る業績を残す大吉の異動は、今後の課題への懸念から多くの批判を示唆されますが、『自分がいなくなって組織が回るはず、でもりんのことはそうはいかない』という考えから吐露しています。

自分のキャリアや築いてきた、これまでの関係性を犠牲にしても、りんの子育てを優先する大吉の覚悟と人間的成長を描く重要なシーンです。

3.りんがおねしょをする

りんは毎晩急におねしょをするようになります。
それは大好きだった祖父宋一の死後から死に対する恐怖がストレスとなって引き起こされているものでした。

そんな死への恐怖を拭ってあげるため、大吉はりんを抱きしめ『お前がおばさんになるまでは絶対に死なん!まかせとけ!』と優しく伝えます。

4.りんを養子に迎えようとする

りんの実母である正子とあった際に大吉は名字は同じにしてあげて欲しいと言われます。
保護者としての立場から大吉は養子に迎える覚悟を決め、りんにそのことを伝えます。

しかし、りんからの答えは以外にもNOでした。

りんは『かがりん』という名前は大事だと言い、大吉へ『ダイキチはダイキチでいい』と伝えました。

これは家族としての体裁ではなく、重要なことは絆であると象徴するシーンです。
この言葉を聞き、大吉は涙するのでした。

5.『自分の時間』の考え方

りんの縄跳び大会の練習で、大吉は休憩時間に同学年の仲間たちに『自分の時間が無い』ことに言及します。
少し時間が経過し、実家へ帰省中大吉の妹である和美が結婚する事を聞きます。

旦那は早く子供を欲しがっているようですが和美は『まだ自分のやりたいことがあるから無理』だと言います。
大吉は自分は親にも夫にもなったことがないと言いますが、脳裏には二谷ママやパパ友の言葉が浮かびます。

『子供との時間も自分の時間』、『人の親だから特別ということはない』、『周りは人は親だらけだよ』、子供に費やす時間が犠牲では決してないということが読み取れるシーンだと思います。

6.コウキとの関係

高校生となったりんとコウキは友達としては良い関係を保っているも、それ以上の関係に発展する様相はありません。
これは中学時代でのコウキと彼女の紅璃、りんとの関係性が深く関与しており、りんはその関係性に起因する過去の出来事からコウキとは一定の距離を保っています。

中盤、コウキと紅璃の妊娠騒動からコウキとの決別は決定的なものとなります。

7.りんが大吉に対し異性として意識するようになる

電球を替えようとして落ちそうになったりんを支えた時に大吉はぎっくり腰になってしまいます。
弱っている大吉はりんに将来はお前に面倒をみてもらわないようにすると伝えます。
それを聞いたりんはあまり自覚はないもののなぜかそれは嫌だと感じるのでした。

『うさぎドロップ』 最終回が招いたドン引きの声、その理由を解説!

この項目のポイント!

・議論があった描写

・賛否をよんだことへの考察

・賛否にについての要因まとめ

・本作が気になったらどこで読むか

『うさぎドロップ』賛否をよんだ描写について

『うさぎドロップ』賛否をよんだ描写について

物語中盤からりんは大吉を育ての親ではなく、男性として意識するようになり、最終回にかけてその過程が描かれます。

ぎっくり腰で弱っている大吉が将来は世話を掛けないようにすると伝えると、なぜか嫌な思いをするという事がきっかけとなり、徐々に自分の感情に気付いていき、同時に困惑する事になります。

そもそもりんは宗一との血縁関係から、大吉とは結婚できない事も認識し、思い悩みます。

その後、ある事がきっかけでコウキにもその事がバレてしまい、胸の内にしまっておくことができないコウキは大吉にりんが大吉を好きである事を伝え、そのシーンをりんが目撃してしまいます。

感情が爆発し家を飛び出すりんを大吉は追いかけ、その想いには答えられない事をはっきり伝えます。

悩んだりんはその事を実母である正子へ相談します。
結果、宗一とは実は血縁関係は無く、法律上結婚する事が可能であると判明し、様々な思いを経て、りんは腹を決めます。


りんは大吉に好きになってもいいんだよねと伝え、続けて、釣り合うように、こっちを向いてもらえるように頑張ると言います。

困った大吉は卒業までの2年返事は待ってほしいと伝えます。

そして、時は流れ18歳になったりんははれて高校を卒業し、お待たせと大吉言います。
大吉はそもそも2年前の時点で断ることはできなかったと言いますが、気持ちの整理に時間が必要だったと伝えます。

そして二人は結婚の約束をし、大吉は周囲にどう伝えればいいんだと悩むのでした。

就寝の際、二人を仕切っていたふすまを開けて二人は会話をします。

りんは『大吉の子供を産みたい、そして絶対その子を幸せにするの。わたしみたいにね。』と伝え、それを聞いた大吉は涙するのでした。

『うさぎドロップ』最終回に非難があがった理由の考察

『うさぎドロップ』最終回に非難があがった理由の考察

本物語は前半の子育てパートと後半の恋愛アパートに構成が分かれている作品だと思われます。

前半は独身の大吉が急に子育てをすることになり、困惑しながらも確かな愛情をりんに示し、また周囲の関連人物のそれぞれの家族愛と、その過程の成長を描いています。
このリアルで繊細な描写は読者を惹きつけ、人気作品になった要因だと思います。

一方、10年後の中盤から後半については、高校生になったりんと関連人物の恋愛模様が主軸となっており、特に後半はりんの大吉に対する想いと結婚までの過程が主軸に描かれています。

非難があかったのはこの『後半パート』に原因があると思います。

前半の子育てパートから一転して、後半は恋愛パートになっています。
今までうさぎドロップを読んでいた読者は物語の軸の切り替えに困惑された方も多いのでしょう。

それが決して悪い事ではないと思いますが、いきなり10年後にとんでしまった事、子育てパートに共感していた読者にとっては急な恋愛描写は困惑する一因であり、反感を買ってしまったのだと思います。

そして、最大の要因は、育ての親である大吉と娘のような存在であるりんが結ばれる事です。
これは近親結婚を思わせる描写であるため、一定の非難は避けられません。

ダメ押しと言ってはなんですが、最終盤ではりんから大吉の子供を産みたいという言葉もあり、性描写を連想する描写を苦手とする読者の反感を買ったことも非難の一因と言えるでしょう。

読者層が10代~20代の女性を中心としている事もあり、親と娘の関係性で暮らしてきた男女が結ばれるという結末が受け入れられないという方が多くいたのだと思います。

ただ、ちゃんと物語を読んで辿っていくと、完全に否定されるような結末ではないとも言えます。
大吉は一度断っていますし、猶予も設けています。
最後まで快く引き受けることもありませんでした。


そのうえでお互いの気持ちを話しあい、最終的な着地点を決めているのでストーリーとしては問題ないと感じます。

自分自身の所感としては、納得のできる最終回だったと思っています。

『うさぎドロップ』非難が集まる要因

『うさぎドロップ』非難が集まる要因

主に以下の3つに分類できます。

・前半と後半でストーリーの主軸が大きく変わってしまった

・後半の恋愛パートが嫌い

・結末についてのネタバレだけで見て本編をしっかり読んでいない

最後の『結末についてのネタバレだけで見て本編をしっかり読んでいない』のに非難するのは違うと思います。

感想レビューなどで一部見受けられたのは、『試し読みで読んだが、結末のネタバレを知って読む気がなくなった』という意見です。

これは正直疑問に思います。

どんな漫画も起承転結があり、変化があるにせよ様々な過程を経て結末に向けてのストーリーを決めている思います。
結末の真相だけを知り、非難するのは時期尚早かと思われます。
そういった方は、賛否を唱える前に一度最初から最後までしっかり読んでみてはいかがでしょうか。

宇仁田ゆみが描く他の名作

賛否両論、良くも悪くも作品についての声があがるのは注目されているという事でしょう。

本作品の作者である宇仁田ゆみ先生はその他にも注目作品を出されております。

宇仁田ゆみ先生は、『うさぎドロップ』以外にも多くの心温まる作品を手がけています。

その中でも、『よっけ家族』は、家族の日常をコミカルかつリアルに描いた作品として人気です。
また、『トリドリ恋歌』は、恋愛や人間関係を繊細に描いており、女性読者を中心に支持されています。
彼女の作品には、日常生活の中に潜む幸せや悩みを掘り下げた描写が多く、読者に「共感」と「気づき」を与える魅力があります。

『うさぎドロップ』をきっかけに、宇仁田ゆみ先生の他の作品に興味を持つ読者も多いことでしょう。

『うさぎドロップ』を読むならここ!おすすめ電子書籍サイト

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以下に『うさぎドロップ』が読める電子書籍サイトを厳選しました。

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ドン引き⁉ 『うさぎドロップ』 最終回に向けて解説のまとめ!

  • 30歳独身の大吉が6歳のりんを引き取りお互いに成長していくストーリー
  • 前半は子育てパー
  • 後半は16歳になったりんと周辺人物の恋愛パート
  • りんが大吉を異性として意識するようになる
  • 非難の要因は後半の恋愛パート
  • 親子のような関係である大吉とりんが結ばれる描写が非難をあびる最大の要因
  • 物語を追っていれば納得できる材料はある
  • 賛否ある良作
  • 作者は宇仁田ゆみ先生
  • 作品の評価をするならしっかり読んでから!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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